骨董屋の最近のブログ記事

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前回にひきつづき、宇都宮のお話です。

先にも書きましたが、私にとってはなにやら縁があると思われる"ANTIQUE  道具や  福や"さん。店内に入ると、雪谷大塚のお店で何度かお会いしたご主人がいらっしゃいました。もちろん、私のことは覚えておられるはずもなく(2年も前の話だし)、雪谷大塚のお店でお会いした話をしたところ、ちょっとビックリしておられました。そりゃそうですよね。ここは宇都宮ですから。でも、怪しい者ではない(?)と理解してくださると、気さくにお話をしてくださり、楽しいひとときを過ごすことができました。

今回ご紹介するのは、ガラスの金魚と一緒に求めたモノで、小さな地球儀と、お花の水滴です。 地球儀には、南極に昭和基地が描いてあるので、昭和32(1957)年以降につくられたモノですが、高さは110ミリと、とても小さい上に、紙貼りで、土台も木製というのが"レトロ"って感じで気に入りました。

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水滴は、ご覧のとおり、オレンジと黄色がとても鮮やかな、元気いっぱいって感じのデザインに惹かれました。全長75ミリ。横幅50ミリです。

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求めたモノを3点並べると、こんな感じ。小さくとも、とても可愛いモノたちです。ささやかな旅のヨイ記念となりました。

 

おしまいに、二荒山神社から‥‥。

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正面の階段を、エッサエッサと登ると、なんとも懐かしい気分になりました。 

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迎えてくれたのは、3羽の鳩。 

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でも不思議ですね。5年ぶりなのに、境内を歩いていると、そんなに時間が経っているように思えないのです。景色が変わっていないからでしょうか。 感謝の思いで、お参りをしました。

 

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特別親しいわけではないけど、どう考えても"縁" があるとしか思えない、不思議な骨董屋さんがあります。それが"ANTIQUE 道具屋 福や"さんです。

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今回は、ANTIQUE 道具や 福やさんからつれて帰ったモノ3点を、前篇、後篇の2回にわけてご紹介したいと思います。 

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まず1つは、ガラスの金魚です。よくあるモノなのですが、ひさしぶりの出会いに、嬉しくなってつれて帰ることにしました。そうそう、肝心なANTIQUE 道具や 福やさんの場所ですが、栃木県の宇都宮にあります。そもそも、このお店と出会ったのは、5年前の平成19年7月のこと。 偶然見つけたお店でした。

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それが、2年後の平成21年に、たまたま訪れた大田区の雪谷大塚で、同じ店名の骨董屋さんを見つけ、宇都宮のお店と姉妹店だと、店主にうかがった時は、どれだけ驚いたことか! 宇都宮と大田区にあるお店を、2店とも偶然見つける確率って、すごいと思いませんか? 今でも不思議な気持ちになります。

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このたび5年ぶりに宇都宮を訪れ、二荒山神社へお礼参りと方位取りをすることができました。前回同様、くるりと街をまわったのですが、5年前に比べると、シャッターのしまったお店や駐車場が目立ち、宇都宮という大都市でも不景気なのだと、あらためて思わされました。正直いうと、ANTIQUE 道具や 福やさんも「まだやっているかな?」(ごめんなさい!)と思いながら立ち寄ったのですが、お昼前だというのに、きちんと営業しておられ、感激して店内に入りました。

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さて、ガラスの金魚に話を戻しまして、ガラスのゼリー型って、いろんな種類があり(No.131参照)、人気がありますから、この金魚も人気モノのひとつです。それも、金魚だけでも何種類かあります。 厚手のガラスに気泡がいっぱい。中央には黒いゴミらしきものまで入っていたりして。少々雑なつくりではありますが、そこもご愛嬌。可愛らしい金魚なのです。大きさは、頭から尾っぽまで70ミリ。高さが25ミリです。ウロコも細かく表現されており、ボーッとした表情の、なんともノンキな感じのする金魚なのです。

 

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ひさしぶりにお店にうかがえて、とても嬉しかったです。‥‥店内の撮影は、お願いしたら撮らせてもらえたと思うのですが、お客様がいらしたので遠慮しちゃいました。 

後編につづく

 

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ひさしぶりに訪れた骨董屋・谷中ひよこ堂さんに入ると、木製の棚にリキュールグラスが6個並んでいました。うち1つはほかより大きく、 微妙にゆがんだ形と、気泡の入ったガラスがステキです。そういえば、先日びっきさんが、リキュールグラスをたくさん紹介していたっけ‥‥。なんて思いながら眺めていると、娘が嬉しそうに「か~いいね~」といいました。

どうやら、大きいグラスはお母さん。小さいグラスは赤ちゃんと思ったらしく、「コップ赤ちゃん」だそうです。手を出そうとする娘に「いい子、いい子よ~」といいながら、一緒に古いモノを眺めれるようになったことに、ちょっと感激しつつも、お店のオーナーも、「大きくなったねぇ」と喜んでくださいました。

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薄いピンク色のお母さんコップは、高さ90ミリです。グラスががゆがんでいるので、変な感じに写ってしまいました。

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赤ちゃんコップは、高さ73ミリ。こちらもゆがんでいますが、ゆがみも魅力のひとつです。

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このグラスは、娘の言葉の可愛らしさを嬉しく思い、親子(?)で引き取りました。 

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そして、このシガレットケースは、娘が手にとって、「きれいね~。これください」といったモノです。チュンチュンとチョウチョが、わかったからでしょうね。数百円だったので、こちらも買っちゃいました。煙草のケースは何個か持っているのですが、これは持っていなかったので。でも、アルミケースにこの塗装です。色がはげてくるのが難点ですね。ちなみに横幅は85ミリ、縦は70ミリです。

さて、 今日10月6日は、娘の骨董デビューの日といえるのかも‥‥なんて思ったりして。

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夕方5時前に訪れたので、入口の灯りがついていました。陽も短くなりましたね。でも、今日は気温が28℃あり、なんとセミが鳴いていました。10月なのにビックリです。

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"ひよこ堂"の看板。とても可愛くて好きです。 

 

おまけ

小石川植物園の彼岸花です。

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娘は自分の背丈と変わらない赤い花を、不思議そうに眺めていました。

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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