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No.81でご紹介した犬の鉛筆削りに続き、もうひとつ犬の鉛筆削りをご紹介します。高さは40ミリで、アンチモニー製です。ところどころ色がはげていて、時代を感じますが、そこがまたアンティークって感じがして、愛しく思えます。見るからに、お利口さんって感じのワンちゃんで、赤いリボンがアクセントになっていていいですね。平べったい構造なので、横から見ると薄く、最大の厚みが5ミリほど。使いこまれた状態から、当時の子供の筆箱か、ひきだしの片隅に入れられて、大活躍していたのでしょうか。

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それにしても、いろんな形の鉛筆削りに出会うたびに、機能重視というよりは、見た目のデザインを、とても重要視していると思うのです。鉛筆削りなんだけど、鉛筆削りにあらず。まるで、子供たちの小さな宝物であるかのように‥‥。鉛筆削りが夢を持っているといいましょうか。日本の職人さんたちは、モノに付加価値をつけることが、昔から得意だったのだと、思わされるのです。

 

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話は変わりますが、連日10℃を下回る、寒い日が続いています。その上、乾燥がひどい! なんでも、東京23区の空気の乾燥は、1月18日現在で、34日間となっていて、昭和42年以降3番目の長さだそうです。部屋の換気をしようと窓を開けると、湿度計で測れなくなるほど、いっきに湿度が下がります。びっくりしちゃいますよ~。

でも、娘は元気いっぱい。毎日1時間から2時間くらい外で遊んでいます。当然私もおつきあい。先日は、15時から17時まで、近所の公園にいました。ビルのすき間から、夕陽が射しこみ、とても美しかったので、写真をパチリ。 

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この緑の葉っぱは、娘と公園で遊んでいたら、小学3年生の女の子が一緒に遊んでくれ(2時間も)、ブローチだと、娘と私の服につけてくれたのでした。大人は通らないであろう、緑のトンネルを何度も何度も往復し、泥だらけになったのですが、なんだか懐かしかったなぁ。私も子供の頃は、背丈の低い松林をくぐって遊んでいたっけ。このブローチ、そのまま捨ててしまうのは、悲しかったので、写真にパチリ。 

  

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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