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骨董ジャンボリーの話の途中ですが、昔つれて帰ったビンをご紹介します。"ツバメ"と右横書きで描かれた、高さが43ミリ、横幅25ミリの小さなビンです。それも、形がステキといいますか、あまり見ないデザインのビンだと思うのです。

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後ろから見ると、斜めだけど、一生懸命立っている(?)姿が可愛らしい‥‥。 

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底には直径12ミリのマルがあり、少し凹んでいます。 

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口元のギザギザも、いい感じで、気泡がたくさん入っています。 

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No.136でご紹介しました、クジラビンと並べてみました。 9月も10日を過ぎたというのに、連日33度と暑い日々が続くと、ガラスのモノって、涼しげでいいなぁと、しみじみ思ってしまいます。

さて、ビンといえば、びん博士。骨董ジャンボリーでは、もちろんお会いしました。残念ながら、新刊はまだ完成していませんでしたが、『ワスレコモノ』(著者:アダチヨシオ、発行:丸善書店株式会社 出版サービスセンター、定価2,000(税別)円)という本をご紹介いただき、つれて帰りました。文庫より少し大きいサイズで、96ページの書籍の中に、化粧瓶をはじめ、マッチや団扇、ガラスのコモノなど、小さいモノなんだけど、存在感のある珍しいコモノたちが、ギュッをつまった1冊です。とくにビンは多いので、ビン好きな方は、必見だと思います。そうそう、以前ご紹介しましたKBKのビンが、3色紹介してありました。

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おしまいに

骨董ジャンボリーの古道具・月天さんより。どれも魅力的ですが、特に福助の置時計がステキです。顔が文字盤という発想は、とてもインパクトがありますね。

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平成22(2010)年3月10日。神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮の、大きな大きな銀杏の木が倒れたと、ニュースで流れた時は、何度かお参りをしたことがある私にとっても、寂しいことでした。子供を授かりたいと願って訪れたこともありました。御朱印帳を見ると、平成20年の9月にお参りしたのが最後です。おかげさまで、このニュースを見た時は、お腹の中に娘がいました。それも、臨月間近だったために、お参りに行けず、その後もお礼参りに行くことができませんでしたが、先日、旦那サンが出張の折、ふと行ってみようと思い立ち、ベビーカーとリュックサック姿で、娘と行って来ました。混雑を避けようと、まずは東京駅から東海道線に乗ったのですが、はじめて新幹線を見た娘が、「新幹線、バイバイ」と手を振ったのでビックリ。何気なく話していることも、どんどん覚えていくんですね~。

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今回は、ひさしぶりの鶴岡八幡宮参拝を記念して、明治時代の鶴岡八幡宮絵葉書をご紹介したいと思います。ご覧ください。銀杏の大木の見事さを。緑の葉がふさふさと茂った夏。葉が散った冬の2枚です。100年以上前から、鎌倉の土地を見守ってきた、雄大な大銀杏はもちろんのこと、美しい鶴岡八幡宮の姿に感激です。ちょっと気になったのは、夏も冬も、着物姿の女性が日傘をさしているところ。今ほど日焼けに気を使った時代ではないと思うのですが(使っていたのかな?)、日傘も持たず、紫外線100%あびている自分を思うと、えらいなぁと感心したりして。

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現在銀杏の木は、太い樹幹だけ残っていましたが、その存在感は見事なもので、迫力があり、なんだか嬉しくなりました。もっと近くに寄りたかったのですが、娘を追いかけるのに必死で、御朱印をいただくのがせいいっぱい。来たことに意義があると、自分にいい聞かせての、参拝となりました。

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新たに御朱印帳もいただいたのですが、表紙に私の名前も描いてくださいました。

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昨日までの雨もやみ、午後からは青空が広がりはじめました。ちょうど七夕の飾りがしてあり、真っ青な空を背景に、なんて美しいのだろうと眺めました。娘も「きれえ~」と嬉しそう。

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絵馬も蓮の葉で、たくさんの願いが描かれていました。娘は風が吹くとカラカラと音がするので、興味しんしん。

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2人だけのお出かけでは、娘が寝ない限り、お店に入って食事をするという気持ちにはなりません(落ちついて食べれないし)。そんな親子にも優しい鎌倉は、参道でおにぎりなど売っていて、椅子もあります。娘はしらすおにぎりを食べ、私は、大人になった今だからこそ食べたいと思う、アイス茄子をいただきました。アイス茄子とは、キンキンに冷えた茄子のお漬物です。暑かったし、塩分補給にもいいですね。とても美味しかったです。

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おしまいに、大好きな漫画をご紹介します。吉田秋生さんが描かれた、『海街diary4 帰れないふたり』です。鎌倉を舞台に、人々の日常をていねいに描いた漫画で、表紙には鶴岡八幡宮の大銀杏が描かれています。吉田さんのコメントに、「八幡さまの大銀杏が倒れて大ショック。あたり前のようにそこにあったものを失う喪失感は想像以上でした。 -中略ー 表紙はあえてかつての大銀杏にしました。再生の願いをこめて。」とありました。この表紙を見た時から、絵葉書と一緒にご紹介したいと思っていました。

 

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この紅白の達磨鉛筆削りは(正確には、クリーム色ですが‥‥)、骨董市や骨董屋に通いはじめた、平成4(1992)年8月21日に、京都にあった"骨董鯨や"で買ったモノです。はじめて出会った、古いアンチモニー製の鉛筆削りでした。「こんな鉛筆削りもあるんだ!」って、驚いたっけ。鉛筆削りの大きさは、縦34ミリ、横28ミリで、最大の厚さは10ミリです。見るからに、気合いがはいった表情の、達磨鉛筆削りが筆箱に入っていたら、"七転び八起き"ではありませんが、失敗してもがんばっていけそうです。

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‥‥ここまで書いて、最近このセリフどこかで読んだな? と思ったら、"輸入・廃番文房具の発掘メモ"の、たいみちさんが、新年のご挨拶で、ダルマの消しゴムをご紹介しながら、書いておられたのでした。そうそう、アンチモニーの鉛筆削りも、たくさんご紹介しておられました。大量生産されたとは思えない、さまざまなデザインのアンチモニー製鉛筆削りは、どれだけ種類があるのでしょう。たいみちさんもいわれるように、まさに、"当時の文化のかけら"だと思わずにはいられません。

話は変わりますが、縁起モノの達磨をご紹介したところで、私の縁起担ぎ話を少し。お不動様の縁日である、1月28日の初不動の日に、目赤不動尊をお参りしてきました。昨年初不動の日に、はじめてお参りをして以来、何度か訪れているのですが、この1年も穏やかに過ごせることを願って、奉納護摩木に願いと名前を書いて拝んできたのです。

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昨年は、水に氷がはるほど、寒い日でしたが、今年は24日に積もった雪が残っていました。なんせ気温が連日5、6度です。でも、今年の雪はすごいですね。豪雪地帯の雪の映像を見るたびに、なんともいえない気持ちになります。早く雪がおさまることを祈っています。

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恥ずかしながら、不動尊に5色の色があるなんて、知ったのは一昨年のこと。諸説はいろいろあるようですが、江戸時代に、東・西・南・北・中央の5方位を色で表わし、江戸を守るために置かれたのだとか。全部まわりたいと思いつつも、目赤と目黒しかまわることができていません。もう少し娘が大きくなったらと、楽しみにしているのでした。

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そんな目赤不動尊について、串間努さんが発行しておられる『旅と趣味 第6号』に書かせていただきました。タイトルは、『御朱印収集の旅 』です。中野のブロードウェイの中にある、"タコシェ"に置いてあります。御朱印といえば、私が大変お世話になった、編集者の田端宏章さんが企画された書籍、『御朱印帖』(飛鳥新社刊)が出版されたと、年賀状に書いてあったっけ‥‥。お元気そうで、嬉しく思いました。近々買いに行きたいと思います。

89-6.jpg      『旅と趣味 第6号』 趣味を愛し、旅を楽しむ、昭和娯楽の総合趣味誌 

 

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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