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骨董ジャンボリーから、やってきたモノのひとつ。ライオン歯磨のケースです。ライオンの歯磨というと、いろんなパッケージで発売されていますから、わが家にも何種類か存在します。でも、このカガミが付いたケースは持っていなかったので、つれて帰ることにしました。 

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直径70ミリ、高さ25ミリの大きさで、色あせていますが、紫色に、オレンジで模様が描かれたデザインは、一見地味なのですが、斬新な色の組み合わせといいましょうか。私的には、思いつく色の組み合わせではありません。さすがですね。店頭ではインパクトがあったのではないでしょうか(カガミも付いているし)。

裏面には「常に適度の潤いと清新の香味とを保つ歯磨」と、「東京市本所區厠橋一丁目二番地ノ二 株式会社 小林商店」の金色の文字が、右横書きで描いてあります。本所區とは現在の墨田区のことで、昭和22年に向島区と合併して墨田区となりました。

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フタを開けると、こんな感じ。多少錆びていますが、きれいな状態です。 

歯磨きといえば、先日2歳3ヵ月の娘の歯科検診でした。もう、親のほうが緊張する検診です。とりあえず、虫歯がなくてホッとしましたが、私に似ず、食が細いので苦戦しています。でもまぁ、よく話してくれるので、日常会話は、なんとなく通じるようになりました。

 

おまけ

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神奈川県三浦市の海です(8月下旬撮影)。9月も中旬だというのに、連日30度を越える暑さが続いています。蝉の鳴き声は、さすがに少なくなりましたが、本当に長い夏でしたね。今年の秋は、いつもより、うんと短い気がします。  

 

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7月6日の夜のこと。歯ブラシを持った娘が、ゴロゴロしていた私のそばに来て、「お口み~せて」といいました。「あ~ん」と口を開けると、歯ブラシをつっこんで、ゴシゴシ。‥‥‥。なんだか、カバになった気分です。2歳を過ぎてから、どんどん言葉を覚えてくる娘の姿に、嬉しくもあり、「なにこれ?」と、毎日何度も聞かれるので、たいへんだと思ったり。でも、娘に歯みがき?をしてもらっていたら、古い歯ブラシがあったことを思い出しました。未使用の"ライオン歯刷子 小學生 教練用"と書かれた、白い歯ブラシです(象牙のような‥‥)。

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ライオンといえば、明治24(1891)年に小林富次郎さんが、東京神田に石鹸やマッチの原料取次ぎ店、小林富次郎商店を設立したのがはじまりだそうです。明治28(1895)年には、歯磨き市場の研究&商品開発をはじめられ、翌年には、粉ハミガキ"獅子印ライオン歯磨"を発売。明治44(1911)年には、日本初のチューブ入り練歯磨"ライオン煉歯磨"を発売しました。その上、歯磨きの販売だけにとどまらず、店員のための学校や、商品開発の施設を開設し、大正3(1914)年には、東京歯科大学の指導にもとづき、"萬歳歯刷子"を発売しました。詳しくは、ライオンの歴史を見ていただくとわかりますが、ライオンの歯磨きに取り組む姿勢は、100年以上前から、素晴らしかったということを、あらためて思いました。ちなみに、この歯ブラシは、紙袋に入っていて、長さは126ミリです。 

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ライオン歯刷子を探していたら、プラスチックの子供用歯ブラシも出てきました。長さは140ミリ。ライオン歯刷子より、少しだけ大きいです。現在の歯ブラシと比べると、 ブラシ部分が大きいのが特徴です。30ミリありますからね。娘が今使っているのは10ミリですから。一瞬、昔の人って口が大きかったのかと思いましたが、歯ブラシのほうが、進化したのでした。このカラフルな歯ブラシは、持ち手の絵柄が、野球少年、ニワトリ、ウサギ、パンダと可愛らしいです。手書きなので、2本あるパンダを比べると、顔の大きさとか、まったく違うんですよ。

 

おまけ

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お友達のママにいただきました。お台場で売っているそうです。箱を開けた瞬間、娘は大喜び。でも、「ショクパンマン食べちゃった~」と、少し寂しそうな表情をしたのが印象的でした。寂しいといえば、私は早起きです(早く寝ます)。朝は4時、遅くとも5時半には起きているのですが、夏至を過ぎてから、陽が短くなったなぁと感じています。ついこの前まで、4時はもっと明るかったのに‥‥。ちょっぴり寂しいです。

  

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今回ご紹介するのも、またまたマスクです。その名も"小學マスク"といいまして、商品名のとおり小学生に向けて販売されたマスクらしい‥‥。真っ黒いマスクは、これまでも大正末期から昭和初期の定番(?)として(No.11No.33No.125参照)、ご紹介しているので、違和感もなくなってきた頃だと思いますが、子供用というだけあって、ほかのマスクと比べると、サイズが小さいのが特徴です。

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前回ご紹介した、資生堂マスクと並べてみると、ご覧のとおり。小學マスクが硬いので、開いて撮影できず、わかりづらいのですが、確かに小さいです。

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縦75ミリ、横58ミリの箱も素晴らしいデザインですね。色合いといい、絵柄といい、実にインパクトがあります。でも、病気のせいなのでしょうか。男の子の顔が、いまひとつ元気がないように見えたりして。色白だからかな?

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裏面には、「文化小學マスクハ 最も高級艶皮製 通學ニ感胃及ビ呼吸器病其他悪疫流行ニ際シ 感染予防トシテ是非御使用ヲ」と書いてあります。マスクの構造としては、ゼネラルマスクと資生堂マスクは、中央に金属の穴が開いた板がつけられていますが、バンザイマスクと小學マスクは、マスク本体に穴が開けられ、呼吸がしやすいようになっています。

 

増殖する娘のアイドルグッズ

先日娘に手をひっぱられ、文京区は六義園の前にあるアンパンのお店、"フレーベル館えほんとおもちゃのお店"へ行きました。お店に入ると、娘は「ドキンちゃん~。ショクパンマン~。いいね~」といいながら、ショクパンマンのぬいぐるみ(見本用)をずっと抱っこしています。そして、棚の上にある巨大なショクパンマンのぬいぐるみを眺めては、「やっぱりいいね~」とひと言。‥‥ショクパンマンがそんなに好きだったのだと、はじめて知りました。

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気がつくと、わが家は、娘の好きなキャラクターがたくさん増えていました。だいたい洋服や靴にも書いてあるし。あげくの果ては、薬局でムヒにバイキンマンのストラップがついていると、喜んで買い、すぐにポーチにつけたりして‥‥(可愛いんだな。これが)。歌まで覚え出して、キリがありません。 

 

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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