衛生の最近のブログ記事

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唐突ですが、私は冷房が苦手なんです。もともと気温差アレルギーが、ちょっとだけありまして、冷房がきいた電車やデパートなどに入る時は、マスク&上着かストールが欠かせません。 なので、これからの季節は、最新の注意(?)が必要だったりします。‥‥昔は平気だったんですけどね~。トシとともに代謝が悪くなっているのだと思います。

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ご紹介するのは、私にとって、今や欠かせないグッズのひとつであるマスクです。戦前のマスクといえば、ゼネラルマスクバンザイマスクと、2つご紹介してきましたが、今回は、なんと資生堂のマスクです。もちろん戦前のモノで、お値段は30銭。文字も"右横書き"で書いてあり、マスク本体も、真っ黒い布製です。内側を見てみると、息がしやすいように、中央には穴の開いた金属の板が付いています。 現在は、使い捨てのマスクが主流ですが、この時代のマスクは、実に凝っていたのですね。

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未使用、元箱入りで出会いました。資生堂だからそう思ってしまうのか、パッケージのデザインも、マスクの型部分に文字が描かれ、横縞模様も、オシャレな感じがします。 

 

気になる街角

週末に小石川後楽園に行ってきました。ちょうと菖蒲が見頃を迎えていて、とてもきれいでした。娘も「きれ~い」といって眺めていましたが、視線の先には大好きなカメが‥‥。

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思えば、田舎で暮らしていた頃は、とても敏感に季節の移り変わりを察知していたのですが、大人になると、いえ、都会で暮らすようになると、なかなか意識することもなくなっていました。でも、子供と一緒に幼児向けのテレビを見ていると、季節ごとのお話が多く、ついつい私も実物(?)を見せようと、走り回ってしまいます(出来る限りですが)。

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菖蒲って、そんなにマジマジと眺めたことはなかったのですが、こうして写真に撮ると、きれいですね~。感激しました。 

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色もいろんな種類があります。

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光があたると、葉が透けて、ますますきれいです。

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この日は閉園前に訪れたのですが、おとなりにある東京ドームでは、嵐のワクワク学校が開催されており、時折大きな音も聞こえました。でも、園内は菖蒲が美しく、蝶もヒラヒラ飛んでいますし、なんとも不思議な気分でした。

* 今までご紹介した小石川後楽園 No.95No.56 

 

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5月27日、日曜日。夜7時より日本テレビで放映されました、"ザ!鉄腕!DASH!"(以下、鉄腕DASH)にて、わが家の住人である"タカラ式電話口自動消毒器"が、紹介されました。品物が紹介されたことは、もちろんですが、品物と一緒に「道具提供:さえきあすか」と出たのも、とても嬉しかったです。ありがとうございました。

ことのはじまりは、4月末日のこと。鉄腕DASHを製作しておられる方々が、わが家に品物を見に来られたのです。なんでも、「謎の道具の正体をつきとめろ!」と題して、番組内で昔の道具を取り上げ、TOKIOのメンバーに、どうやって使う道具なのか、当ててもらうというコーナーだそうです。

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お話を聞いていて感じたのは、製作している方々が、とても楽しみながら、昔の道具と向き合っていることでした。骨董市にも足を運ばれ、いろんな書籍も読んでおられるので、話していると、コレクターの方と趣味の話をしているような感じです。そして、いかにTOKIOのメンバーをうならせるか、わが家のよくわからないモノを眺めては、あれこれ楽しそうに考えておられる様子に、なんだかこっちまで嬉しくなりました。

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肝心のタカラ式電話口自動消毒器ですが、テレビで詳しく紹介された上に、ホームページでも詳しく紹介されていますので、そちらを見ていただくとして、用は商品名のごとく、受話器を消毒する道具なのです。スポンジ部分に消毒液をしみこませ、パチンと受話器にはめ込んで、フタをすることにより、 自動的に受話器が消毒され、病原菌の感染が防げるのでした。笑い話みたいですが、昔は電話線を伝って、結核などの病気がうつると、真面目に考えられていた時期もあるそうです。

 

 

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一緒に白い素焼きの"砂弾"も紹介されました。実はわが家にもいるのですが、うちのは「防火砂弾」と書かれており、砂で火を消す道具だと、ひと目でわかってしまいます。テレビで使われたのは、「砂弾」とだけ書かれ、飛行機などの絵柄も入ったカッコイイモノでした。驚いたのは、同じようなモノをつくり、効力の実験まで行われたことです。結果、砂で火を消すことができました。TOKIO&IKKOさんもビックリです。 

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そして、前もって撮影日を聞いていた私は、娘をベビーカーに乗せて見に行きました。平日とはいえ、ここで撮影するのか? と思うような、人の多い浅草の商店街を、TOKIOのリーダー城島さんと、長瀬さんが走っているのを見ることができ、感激です。「テレビで見るのと、同じ顔だぁ~」と思いながら、しばらく眺めていたら、わが家にこられたディレクターの方が、汗だくになって、がんばっておられました。ちなみに、娘はベビーカーでお昼寝中。街のところどころから見える、スカイツリーを横目に、昨年無謀にも自転車で娘と訪れた浅草を、ベビーカーで来れたことも、嬉しく思いつつ(No.35No.36参照)、舟和のソフトクリームを食べ、商店街を眺めて帰路についたのでした。

  

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見てください。ボタンにまで、"仁丹"のマークが型押しされています。それも、直径8ミリの、ものすご~く小さなボタンにですよ! すごいと思いませんか? 

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コレはなにかと申しますと、携帯用の仁丹ケース(横63ミリ、縦28ミリ、厚さ8ミリ)です。ご覧のとおり、葡萄模様の布張り製で、上品かつ豪華な仕上がりになっています。

仁丹のケースというと、金属製でさまざまな形のモノがありますから、集めておられる方も多く、とても人気があります。でも、布製はあまり見ないので、数が少ないと思うのですが、どうなのでしょう。 

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実は、昨年夏の骨董ジャンボリーに行った時に(No.42参照)、古道具・月天の店主Tさんと、はじめてお会いした徳島のOさんとの会話で、この布張りの仁丹ケースの話になり、「ケースの中は、経木だったよね?」と聞かれたのですが、「確か、そうだと思ったけど、調べておきます」と、あいまいに返事をしておりました。現物が出てきましたので、伝言を兼ねて、ご紹介する次第です。

ご覧ください。経木が貼ってありました(写真だとわかりづらいのですが‥‥)。そして、トレードマークの仁丹の絵と、「懐中容器」、「実用新案登録」、「仁丹とようじ入」の文字が書かれています。

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実にていねいなつくりで、シブイ仁丹ケースです。

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こんなケースを持ち歩いている御仁は、粋といいますか、ステキですよね~。 

 

 

おまけ

自転車で皇居一周してきました。5月12日の夕方のことです。自転車で行ったのに、マラソンしている人にどんどん抜かれ、娘に「ガンバレ~」といわれ続ける始末。緩い上り坂では自転車を降りようかと思ったのですが、娘の応援に応えて、がんばりました(どれだけ運動不足なんだい!)。 

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下り坂から見える景色。きれいです。

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自転車を降りて、ちょっと休憩。 

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ビルの中央には、東京駅。そろそろ修理が終わります。 

  

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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