気になる街角の最近のブログ記事

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これは、なにかといいますと‥‥。 

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パッケージに描かれた絵からもおわかりのように、やかんの口元に差し込んで、蒸気によって毛糸をのばすというアイディア商品、その名も"最新式扇形湯伸器"といいます。

毛糸のセーターは買ったほうが、だんぜん安い今となっては、あまり馴染みのない商品ですが、セーターが高価だった頃は、着られなくなったセーターをほどいて、新たに編みあげていました。そんな時、この最新式扇形湯伸器は、大活躍したのではないでしょうか。 

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思い起こしてみると、私が子供の頃は、まだまだセーターは高かったので、母がほどいて編み直してくれました。その時に活躍したのが、私の両手です。ほどいた毛糸を両手に巻いて、お手伝いをしていたっけ。今のように部屋も明るくなくて、暖房もストーブとコタツでしたが、ストーブの上に置いたやかんから、常に湯気がでていて、ストーブの匂いも、冬の匂いって感じがして、懐かしく思い出します。

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この最新式扇形湯伸器、私は2種類持っています。白地に青い文字がステキです。

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余談ですが、妊娠、出産を経て、ようやく商店街や地下街のお店で、自分用の衣料品を見れるようになりました。驚いたのは、この3年で洋服の値段が、メチャメチャ安くなったということです。「こんな可愛いデザインでこの値段?」と驚くこと数知れず。もちろんセーターもびっくりするくらい安いです。なので、気に入った物は、色違いで3枚くらい買ったりして、いつも同じようなカッコをしている私です。

 

おまけ 

なんだか急に冬がやってきました。29日の朝は、ついに4℃です。

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美しい紅葉を見たいと、娘と一緒に東大の銀杏を見に行きました。 

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とってもきれいな日に見ることができ、娘も大喜び。 

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銀杏の並木道は、それはそれは見事で、撮影する人たちでいっぱい。 

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そこに葉っぱをひろっては投げる娘もまじっていました。 

 

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ある日の夕方、JR水道橋駅と、平行に流れる神田川に架かった水道橋を渡っていたら、空中をヒラヒラと舞う、小さなコウモリを無数見つけました。「いったいどこに住んでいるんだろう?」と思いながら、大都会の東京でも、コウモリってたくさんいるのだと感心しました。

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今回ご紹介するのは、そんなコウモリのクリップです。斬新なデザインのクリップだと思うのですが、いかがでしょうか。 

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コウモリというと、なんとなく不気味に思われるかも知れませんが、古いモノにはチョコチョコでてくる縁起物です(No.37参照)。お皿や着物では何度となく見てきましたが、文房具、それもクリップは、はじめて見ました。コウモリの下に描かれている唐草模様のようなものは、雲をイメージしているのではないかと思うのですが、シンプルなデザインの中にも、品があるといいましょうか、真面目につくったクリップだと思います。 

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雲(?)には、まるい穴が開いているので、壁につけて使うこともできます。縁起物として壁に飾ってもステキですね。ちなみに、横幅60ミリ、縦60ミリで、金属製です。 

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青と水色の色紙をはさんでみました。写真だとわかりづらいのですが、コウモリの体の毛並みも、実に細かく描かれているのです。作者のこだわりを感じます。 

 

おまけ 

少し前になりますが、埼玉県は大宮の先にある、蓮田のコスモス畑を見てきました。

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たくさん咲いていると見事です。感激しました。 

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私のコレクションを飾っている、"カリモク60"のガラスケースを眺めていたら、ふと、このガラスの置時計が視界に飛び込んできました。思えば、そこいることが当たり前になっている時計で、かれこれ20年以上のおつきあいのような。そう、古いモノを集めはじめた頃に求めた時計なのです。出会ったのは、大阪の四天王寺で毎月21日に開催される骨董市でした。 

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修理をして動くようにしようと思いながら、飾りのまま今日までわが家にいるのですが、野イチゴのデザインと(色がはげているのが残念ですが)、ピンクとグリーンの色合いが、なんとも可愛らしく、正面から見ると透きとおったガラスも、お気に入りです。 

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大きさは、横幅105ミリ、高さ80ミリ、奥行き58ミリで、文字盤の中央に描かれた"S"がトレードマークの、精工舎の置時計です。 

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裏面からのぞくと、透きとおっているのがよくわかります。 

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それにしても、モノっておもしろいなぁと思うのは、その当時のワクワクした気持ちや、景色を思い出させてくれることです。特に古物は、今買えるモノではありませんから、その時の出会いに真剣勝負です。ずっしりと重たい、この時計を手に持つと、ほかのモノと合わせて値切ったことや、四天王寺の骨董市会場の景色、新聞紙に包んで宅急便で送ったことなど、20年も前のことなのに、ぼんやりと浮かんでくるのです。 

 

おまけ

時々祈りたくなります。大きなものに‥‥。

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そんな時は、茨城県牛久市にある、牛久大仏っていいと思うのです。とにかく大きい。なんと120メートルの高さで、世界一なんだそうです。

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見上げて、ただただ祈ります。

 

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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