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高さが5センチほど、手のひらに乗ってしまうほどの小さなオモチャ。ピンと立ったクロネコのシッポに、これまた小さな輪を入れてゆくシンプルな輪投げゲームなのですが、注目してしまうのは、輪がオリンピックの五輪の色であることです。東京オリンピックの時に発売されたゲームなのでしょうか。 

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ケースの中のクロネコさんは、スタイルもさることながら、首に金のリボンをきりりと締めて、なかなかオシャレな感じ。ゲームとしては、これ以上ないくらい単純明快ですけれど、全部入れるのは本当に難しい‥‥。久しぶりに持ち出したのを機会に、しばらく頑張ってみましたが、うまくいかず、あきらめてしまいました。トシのせいかしら、こらえ性がなくなったようです‥‥。 

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当たり前ですけれど、後ろから見ると一本線で、全然印象が違います。 

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透明なカプセルの形が、子供のころ見かけた20円のガチャポンのカプセルに似ていて、懐かしい感じがします。

 

【おまけ】

五輪つながりということで‥‥。

昭和39年の東京オリンピックのとき、国立競技場が完成した時には、開会式で航空自衛隊のブルーインパルスが、空に五輪の輪を描いたんだそうですね。先日、その国立競技場最後の日、5月31日にもブルーインパルスが記念飛行をすると聞いて、写真を撮ってみました。

前日の予行のときにも、偶然見ることができた私は、翌31日の本番、もっと眺めのよいところで写真を撮ってやろうと、マンションの最上階に住んでいる友人宅へお邪魔して、一緒にブルーインパルスを眺めたのでした。

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遠くから、ビューンと雲を引いて飛んできて‥‥。 

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一直線に上空を通過!

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また戻ってきてくれて‥‥。 

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カーブを描いて帰っていきました。

ほんの短時間、10分ほどの間でしたが、迫力あるシーンに感激!娘も大喜びでした。

 

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文京区本郷に、"金魚坂" というお店があります。娘が産まれる前に何度か訪れているのですが、創業350年の金魚、錦鯉の卸問屋さんであり、喫茶室も併設されているという、素敵なお店なのでした。

けっこう広くて、都会の真ん中とは思えない空間に、はじめて行った時は、ビックリしたものです。また行きたいなぁと思いつつも、娘をつれて行こうものなら、「金魚がほしい!」と騒ぎ出すのがわかりきっているので、怖くてつれて行くことができません。近所のクリーニング屋さんでも、一緒にいくたびに、飼われている金魚に餌をあげているくらいだからです。

金魚坂のことを考えていたら、ガラスケースの中にいる、わが家のブリキの金魚たちと目が合いました。久しぶりに外へ出して、5匹を並べてみると、色鮮やかで涼しげで、これからの季節にいい感じです。玄関にでも飾ろうかしら?

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吹き付け塗装のこの子は、顔が一番のお気に入りです。目がくりくりしていて、とても愛嬌があります。ちょっと、コルゲンコーワのケロちゃんを思い出させるような顔つきですね。長さは90ミリ。 

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こちらは水に浮かぶ蓮の花や、泳ぐ金魚などがプリントされた3匹。大は長さ115ミリ、中は85ミリ、小は50ミリです。この手のカラフルな絵柄の方が、時代を感じさせて楽しく、また水に浮かべても子供のおもちゃらしくて、可愛らしいですね。 

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一番古そうな金魚はこの子かな。長さ80ミリ。もう絵柄がほとんど見えなくなってしまいましたが、上の金魚たちに至る、デザインの変遷を思わせて、興味をひかれるのです。 

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ついでに裏面もご覧に入れましょう。プリントされているもの、吹き付け塗装が中途半端に腹へ回っているもの、ブリキの生地のままのものなど、やり方もさまざま。塗装も禿げ、錆びてもいますが、そこは"アンティーク"、味わいのひとつとして愛でています。 

そうそう、金魚といえばNo.163で、セルロイドの金魚もご紹介しました。こうした小物は、素朴なだけにデザインの変化が楽しめて、集めていても面白いですね!

 

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一生懸命お小遣いを貯めて、なにか重要な時に、勇気を出して貯金箱を壊す‥‥。子供のころ見た漫画やアニメで、そんなシーンに出てくるのは、どういうわけかブタさんの貯金箱が多かったように思います。この手の貯金箱、今でも雑貨屋さんなどで見かけることがありますから、定番になっているのでしょうね。

少し前に、子供とテレビアニメ「おさるのジョージ」を見ていたら、やはりブタさん貯金箱が登場。われた貯金箱をさびしそうに眺めていたジョージ、次にブタさん貯金箱を買うときには、底にお金を取り出すフタがあることを、確認して買っていたっけ。

今回ご紹介するのは、そんなブタさんの貯金箱なのですが、普通にイメージするものとちょっと違って、全長80ミリ、高さ50ミリという、手のひらに乗るくらい小さなものです。 

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陶器製で、白地というよりは、少しクリームがかった色をベースに、大小のお花が散りばめられているのです。しっぽもこのとおり、ブタさんらしく、くるっとまいています。 

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よく見ると、お鼻も耳も、しっかりとデザインされており、まんまるお目目は可愛らしく、口元はニッコリと笑っています。 

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そして、お腹には「MADE IN OCCUPIED JAPAN」の文字が‥‥。前回同様、「占領下日本」でつくられた貯金箱なのでした。もちろん、この刻印に惹かれて求めたのです。

こういう動物のグッズは、娘に見つかると、自分のオモチャとして扱われるので、要注意です。ついさっきも、ちょっと目を離した瞬間に、小さく切った折り紙を入れられてしまいました。トホホ‥‥。まぁ、壊さなければ許してあげましょう。もう少し大きくなったら、たくさん貯金ができる、大きなブタさん貯金箱を買ってあげたいと思っています。 

貯金箱といえば、娘の幼稚園で「1円募金」なるものをしたときのこと。その貯金箱は、お金をのせると、招き猫がでてくるというカラクリつきの貯金箱で、すんなり動けばよかったのですが、うちの娘がやった時は、やり方が悪かったのか動かず、よく理解できなかったようでした。そうそう、最近のものでは、お金の金額別に分別してくれる貯金箱もあるとか。それにはちょっと魅力を感じています。

 

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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