文房具の最近のブログ記事

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2013年がはじまりました。少し遅くなりましたが、

あけまして お芽でとう ございます。

みなさんにとって、ヨイ1年でありますように‥‥。 

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今日1月7日は、朝一番で七草がゆをつくりました。今回はお餅も入れまして、この1年の家族の健康を願います。

さて、ご紹介するのは文鎮です。それも、柱時計の形をしていて、文字盤部分は、方位磁石になっており、東西南北と他の方角に当たる干支が書いてあります。そして、その下に書かれた文字は、「TIME IS MONEY」、「時は金なり」。‥‥なんだか新年にふさわしい言葉だと思い、ご紹介することにしました。

文鎮を手のひらにのせて、しげしげと眺めながら、本当に"時の流れ"は早く、大切にしたいと、しみじみと思います。なぜかといえば、今年届いた年賀状には、年齢や健康、介護のことなどについて書かれたハガキが目立ったからです。

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「TIME IS MONEY」の下には、「EIGHTDAYS ROLL」と書いてあります。8日巻きの柱時計ということなのですね。残念ながら、状態はそんなによくありませんが、ずっしりと重みがあり、机の上に置いているだけで絵になる、実にカッコイイ文鎮だと思います。

"時の流れ"といえば、昨年末数年ぶりに履いた、スノーブーツと革製のブーツ2足が壊れました。原因は劣化です。妊娠してからというもの、高さのある靴を履くことがありませんでしたから‥‥。ひさしぶりに履いて、革がボロボロと剥がれたり、底が割れたのには驚きましたが、これまた時間の流れをしみじみと感じた出来事でした。

でも、そう思いながら、わが家を眺めてみると、生まれてから何十年も経ったモノたちが、壊れることもなく、たくさんいるわけで、素材の丈夫さもありますが、なんとも立派といいますか、見事といいますか、たいしたものだと思わずにはいられません。 限られた時間の中で、私と縁あって出会ったモノたち、今年も少しずつ、ご紹介していけたらと思います。

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裏面には、「MADE IN TOKYO」と書かれ、菱形の中には、王冠マークと「513」の文字、菱形の下には、「1」が書いてあります。大きさは全長78ミリ、最大横幅34ミリです。 似たような文鎮をTIMEKEEPER古時計どっとコムさんが、紹介しておられます。このテの文鎮も何種類かあったのでしょうか?

時計がデザインされた文鎮といえば、No.1060でも紹介していますが、どれもステキです。

 

おまけ

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初詣の帰り。常陸利根川沿いを、強風にも負けずに走る娘です。 

 

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今回ご紹介するのは、福助足袋のお金受け皿2枚です。お金受け皿というと、意識して見ないとピンとこないかも知れませんが、スーパーのレジでも、書店でも、だいたいのお店には当たり前のように存在しますよね。でも、たまに昔からある喫茶店などで、年季の入った革製の受け皿を見ると、ちょっと嬉しくなるというか、いいなぁと思うのです。

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未使用で、状態のよいこの受け皿は、厚手の紙製で、中央に描かれた、福助足袋のトレードマークである福助が、なんともステキです。

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小さいほうは、直径130ミリ、高さ20ミリ。大きい方は、直径155ミリ、高さ27ミリです。 ひと昔前のお金の受け皿って、いろんな企業のモノがありますが(いずれご紹介します)、もう少し大きいモノばかりなので、この受け皿に出会った時は、嬉しかったです。

そうそう、福助足袋といえば、昭和17年に発行された社史『福助足袋の六十年(近世足袋文化史)』が手元にあります。

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福助足袋は、明治15(1882)年に 足袋装束店"丸福"として、大阪府堺市大町に創業し、明治33(1900)年に"福助"と商標を変え、昭和39(1964)年に、"福助株式会社"に社名を変更し、現在に至ります。足袋はもちろんのこと、ストッキングやソックスの老舗メーカーとして頑張っておられることは、私が書くまでもありませんが、今年、平成24(2012)年には、創業130年を迎えられました。すごいですね(詳しくは福助株式会社のHPをご覧ください)。

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社史の中には、白黒写真で、当時の街並みや看板、商品などがたくさん紹介されています。浅草の十二階にも、"福助足袋"の大きな文字がかかっています。 

 

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ある日の夕方、JR水道橋駅と、平行に流れる神田川に架かった水道橋を渡っていたら、空中をヒラヒラと舞う、小さなコウモリを無数見つけました。「いったいどこに住んでいるんだろう?」と思いながら、大都会の東京でも、コウモリってたくさんいるのだと感心しました。

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今回ご紹介するのは、そんなコウモリのクリップです。斬新なデザインのクリップだと思うのですが、いかがでしょうか。 

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コウモリというと、なんとなく不気味に思われるかも知れませんが、古いモノにはチョコチョコでてくる縁起物です(No.37参照)。お皿や着物では何度となく見てきましたが、文房具、それもクリップは、はじめて見ました。コウモリの下に描かれている唐草模様のようなものは、雲をイメージしているのではないかと思うのですが、シンプルなデザインの中にも、品があるといいましょうか、真面目につくったクリップだと思います。 

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雲(?)には、まるい穴が開いているので、壁につけて使うこともできます。縁起物として壁に飾ってもステキですね。ちなみに、横幅60ミリ、縦60ミリで、金属製です。 

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青と水色の色紙をはさんでみました。写真だとわかりづらいのですが、コウモリの体の毛並みも、実に細かく描かれているのです。作者のこだわりを感じます。 

 

おまけ 

少し前になりますが、埼玉県は大宮の先にある、蓮田のコスモス畑を見てきました。

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たくさん咲いていると見事です。感激しました。 

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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