暮らしの最近のブログ記事

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今年も残りわずかとなってきました。少しずつ掃除や物の整理などはじめていますが、ご無沙汰している人との再会も年内に‥‥と、バタバタ実行しています。

先日、以前勤めていた会社の方々と、目黒雅叙園でお食事をしました。約1年半ぶりの再会です。それも偶然、当時の社長の命日と重なり、想い出話も交えて、楽しい時間を過ごしました。社長が亡くなって9年経ちますが、優しかった社長の笑顔や口ぶりが思い出され、まるで社長が同席してくれているような感じがして、とても懐かしい気持ちになりました。 

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余談はさておき、今回ご紹介する、コレ。何かわかりますか? 材質は焼き物(素焼き?)ですが、扇子の形をしていて、日の丸に「必勝」の文字が右横書きで書かれ、なんともインパクトがありますね。 

紫色に日の丸というのも、なんとも独特の色合いです。ちなみに大きさは、横85ミリ、縦55ミリで、手のひらに、ちょうどのるサイズです。

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扇子の上にはご覧のように穴が開いています。実はコレ、マッチを擦るためのモノなのでした。正式な名前は、なんというのかわかりません。「マッチ擦り」とでもいうのかしら。ご存知の方がおられたら、教えてくださいね。

上の穴は、使ったマッチの燃えさしを入れるところです。扇子のまわりのザラザラした面で、マッチを擦ることができます。地味な小物ですが、デザインはさまざまで、何個か集めて机の上に並べると、なかなか味があって楽しくなるのでした。 

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裏面は素焼きの肌のまま、塗装なしです。はみ出た絵の具が素朴さを感じさせますね。

そうそう、扇子といえば、扇子の形をしたインキ壷もご紹介しました。興味のある方は、ご覧ください。

 

【おまけ】 

公園のトイレに入ったら、壁に虹が! きれいだったので、つい撮影しちゃいました。

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あまりにも美しい色合いに、トイレということも忘れてしまいました。 

 

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No.199 金属製・蝶のフック

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これは、なんだと思いますか? 

金属でできた蝶。いぶしの色もはげていない未使用の、とてもよい状態で出会うことができました。

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こんな箱に入っていました。中央に貼られたラベルには、ドレス姿のご婦人が、片手に持った帽子を、なにやら上に掲げていますね。 

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拡大してよく見てみると、ご婦人の帽子の先には、蝶を見ることができます。そうです。先にご紹介した金属の蝶です。

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箱の中には、虫食い穴でボロボロになった、薄紙の説明書が入っていました。

図をご覧になればおわかりですね。この金属の蝶は、帽子やコートなどをかける、フックなのでした。 蝶の裏面には、「No.3」と「登録、九四八二号」の文字があります。いろんな大きさのフックがあったのではないでしょうか。

ちなみに、広げた状態で幅245ミリ、高さ100ミリでした。

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【おまけ】

最近、カメラで写真を撮ることが好きになった、娘の作品(?)3点です。

お気に入りの場所と‥‥。

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大好きなカルビーサッポロポテト。

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いつも仲良しの、ふくちゃんです。

ものすごく真剣に撮っている様子がおかしくて、笑って見ているのですが、私の写真もとってくれるようになり、ちょっと嬉しいです。

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しかし、今月は忙しいです。酉の市に、幼稚園申し込みの手続き、七五三、ほかいろいろと、次から次へとくる用事にふりまわされています。急に寒くなったことも、忙しさに拍車をかけていまして、娘が昨年着ていた服が着れなかったり、好みがはっきりしてきて、着てくれなかったり。そしてなにより、風邪も流行っています。体調管理も気をつけたいですね。  

 

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今回ご紹介するのは、金属製のマッチケース。‥‥というか、マッチカバーというのかな。喫茶店などでもらってきたマッチ箱を、パチンと挟むようにして使うケースです。紙のマッチ箱がすり切れるのを防ぐと同時に、お洒落な小物に変身させるというすぐれモノ。懐に忍ばせるのも楽しくなったことでしょう。

このケースは、なんと資生堂の商品です。資生堂のロゴマークはもちろんのこと、「資生堂石鹸」の文字が、右横書きで書かれているのです。ステキなデザインをご覧ください。私のもとには、赤、緑、青の3色ありますが、ほかの色もあったのでしょうか。状態もよく、このケースにマッチを入れて持ち歩くなんて、すごいアイディアだわ!なんて思ったりして。 

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そんなことを思いながら、しげしげと眺めていたら、マッチにケースをつけるという発想が、昔からあったことに感心しました。使い捨てるだけであれば、別にケースなんてなくてもいいわけですから。そこに付加価値をつけるというのは、昔も今も変わらないのですね。

というのも、私、携帯電話をスマートフォンに変えて、4ヶ月ほどになりますが、スマートフォンのカバーというか、ケースの多さにビックリしたからです。品揃えが日本一という、秋葉原のヨドバシカメラに買いに行ったのですが、ものすごい量な上に、デザインの豊富なことといったら。アングリと口を開けてしまいました。

マッチが生活の中で重要だった時代には、マッチケースが産まれ、携帯電話が重要な時代には、携帯電話のケースが産まれ‥‥。いつの時代も変わらない、自分らしさを演出したくなる心を、たくみについた商品と言えるのではないでしょうか。 

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それにしても、こうして立てて並べると、書籍のようです。 上品で高級感あふれるデザインは、まさに資生堂さんならではですね。

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余談になりますが、私、スマートフォンにぜんぜん慣れません。前のシンプルな携帯電話のほうが、使いやすかったなぁと内心思っています。アプリもまだ使っておらず、メールはうちにくいから、ラインなど文字の少ない伝達方法が流行るわけだと、妙に納得したりして。まぁ、1年くらい使えば、慣れてくるかなと思っているのでした。

 

おまけ

山陰の大雨ニュースから、心配になって故郷に帰ってきました。幸い、私の実家のほうは、被害はありませんでしたが、帰った当日も島根県での大雨のニュースが、トップニュースで報道されていました。実家のほうも、夜中にはものすごい雷と雨が降り、朝にはやんだからよかったものの、これが長時間続いたらどうなったかと、恐くなったものです。

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今年は日本各地で、大雨でたいへんな思いをされている方が、たくさんいらっしゃいます。

1日も早く、被害にあわれた方々が心身ともに元気になりますように。 

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自然は怖いこともあるけれど、日本海からのぼる美しい朝日は、元気をくれます。 

 

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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